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平成28年度事業実績報告
事業実績報告
1. 名張市在宅医療支援センターの運営
(1)会議の開催
①運営協議会
- 第1回 平成28年4月27日
- 第2回 平成29年3月29日
②在宅支援実務者会議
- 第1回 平成28年5月11日
- 第2回 平成28年7月19日
- 第3回 平成28年9月27日
- 第4回 平成28年11月14日
- 第5回 平成29年2月22日
(2)本人・家族及び関係機関・職員への相談支援
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2. 包括的なネットワークの構築
(1)多職種連携研修の開催
目的: | 医療病床数、医師数などの医療資源が少ない名張市で、医療、福祉、保健従事者などの「人」の力を引き出しネットワークをつくることで「生まれ育ったまち、住み慣れたまちで暮らしつづける」ことの実現をめざす。 |
- 第1回 平成28年7月14日
ワールドカフェ形式によるグループセッション
テーマ:ケアマネージャーの役割と自分のできること
コーディネーター: 名張市立病院 地域医療教育研修センター長
御前秀和先生 - 第2回 平成28年10月29日
ミニレクチャーと地域づくり型グループワーク
テーマ:認知症ケア
ミニレクチャー講師:上野病院 森 治樹先生
コーディネーター:名張市地域包括支援センター 山崎美穂氏
参加者:120名 - 第3回 平成29年2月18日
未来志向型グループワーク
テーマ: 看取りケア(人生の最終段階におけるケア)における『本人の望む暮らし』を支える多職種連携 話題提供: 訪問看護ステーションそらまめ 管理者 園田文子氏
名張特別養護老人ホーム 看護主任 松岡道人氏コーディネーター: 名張市立病院 地域医療教育研修センター長
御前秀和先生
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(2)看護職研修の開催
目的: | 在宅医療をすすめていく上で、重要な役割を担う看護職の資質を向上することで、地域包括ケアの実現を目指す。 |
- 第1回 平成28年9月11日
テーマ:看看連携研修
講演1:この患者さん家に帰れる?
講師:訪問看護ステーションおかなみ 所長 西出聡美氏
講演2:地域連携室における退院支援
講師:名張市立病院 地域連携室 看護師長 吉田由貴子氏
参加者:29名 - 第2回 平成29年3月15日
テーマ:名張の住民主体・多職種連携の地域包括ケアについて考えよう!
講師:国際医療福祉大学大学院 教授 堀田聡子先生
参加者:120名
(3)在宅医療入門研修の開催
目的: | 医療専門職の役割や制度について理解を深めることで、医療介護福祉の連携を推進する。 |
- 第1回 平成28年8月4日
テーマ: 訪問リハビリテーションの制度(医療、介護)
在宅医療におけるリハビリ3職種の役割と多職種連携講師: 名張伊賀地域訪問リハビリテーション連絡会 川本 猛氏、
重本祐樹氏、松村昭彦氏
作業言語聴覚士:植田早真理氏
言語聴覚士:宮本勝行氏 - 第2回 平成28年8月25日
テーマ: 在宅医療制度(歯科)
在宅医療における歯科医師等の役割と多職種連携
口腔ケアの基礎知識講師: 伊賀歯科医師会 平井吾一先生
名張伊賀歯科衛生士会 延木千穂氏 - 第3回 平成28年9月8日
テーマ: 在宅医療制度(薬科)
在宅医療における薬剤師の役割と多職種連携
お薬の基礎知識
参加者:104名 - 第4回 平成28年9月29日
テーマ: 訪問看護制度(医療)
在宅医療における訪問看護師の役割と多職種連携
参加者:99名 - 第5回 平成28年10月6日
テーマ: 在宅医療制度
在宅医療における医師の役割と多職種連携
参加者:103名
(4)テーマ研修の開催
目的: | 在宅医療をすすめていく上で、重要なテーマについて研修を実施することで、地域包括ケアの実現を目指す。 |
平成28年11月10日
内容:講演会
テーマ:本人・家族の選択とこころがまえ
講師:弁護士 熊田 均先生
参加者:184名
(5)関係機関との連携〜会議等への出席
出席回数 | |
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共生地域デザイン会議相談部会 | 2回 |
主任介護支援専門員会議 | 6回 |
セントケア豊後町運営推進会議 | 3回 |
認知症初期集中支援チーム | 2回 |
地域ケア会議 | 1回 |
事業など打合せ会議 | 12回 |
(6)ケースカンファレンス等への出席
出席回数 | 18回 |
ケース実件数 | 16件 |
(7)研修等
- 平成28年10月18日、11月4日、11月11日、11月15日
社会福祉法人名張育成会主催
介護職員初任者研修
「医療との連携、リハビリテーション」「認知症ケア」 - 平成28年10月16日
三重大学医学部付属病院 小児トータルケアセンター主催
第14回 三重県小児在宅研究会
一般演題「みんなですすめる地域包括ケア」 - 平成29年2月4日
全国福祉用具専門相談員協会三重県ブロック主催
全国福祉用具専門相談員協会三重県ブロック研修会
シンポジウム「地域包括ケアシステム構築の実現のために」 - 平成29年3月24日
社会福祉法人名張育成会主催
職員研修
「医療介護連携について」「認知症ケアについて」「認知症サポーター養成講座」
(8)視察等への対応
- 平成28年4月27日
アドバンスコープ取材:よくバリ青春体操について - 平成28年7月7日
厚生労働省 視察:名張流まちづくりの取組みについて - 平成28年9月27日
三重県によるヒヤリング:医療介護連携事業について - 平成28年10月26日
東京都福生市「市民厚生委員会」行政視察:在宅医療の取組みについて - 平成29年3月15日、16日
国際医療福祉大学大学院 教授等視察:地域包括ケアの取組みなど
3. 在宅医療推進のための環境づくり
(1)名張市立病院と在宅主治医との連携
在宅医療救急システムの推進
在宅療養支援診療所や在宅訪問診療を積極的に行う医療機関が少ないなか、少しでも住民や実施医療機関の支援体制として「24時間365日の緊急時の受入れ体制整備」を、名張市立病院と協議し進めてきた結果、「在宅医療救急システム」が整備されました。
活動内容
平成25年10月より「在宅医療救急システム」が立ち上がり、在宅医療に係る支援体制が始まりました。
(1) | 在宅主治医は『在宅医療救急システム登録票』を記載し、在宅医療支援センターを通じ名張市立病院へ届ける。 |
(2) | 名張市立病院は『在宅医療救急システム登録票』が届けられたら、速やかに『在宅医療救急システム登録済証』を、在宅医療支援センターを通じて在宅主治医に届ける。 |
(平成29年3月31日現在)
- 登録者数 119名
- 登録医療機関 7医院
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(2)歯科医師会及び薬剤師会との連携
- 平成28年6月2日
歯科医師と医師との在宅医療に関する情報交換会の開催
出席者:歯科医師9名 名賀医師会10名 - 平成29年3月2日
伊賀歯科医師会 地域口腔ケアステーション連携推進ネットワーク会議への出席 - 多職種連携研修への参加要請
- 相談支援での連携、調整
- 在宅主治医への医材料供給システムの情報提供
4. 市民への情報提供、啓発および協働
(1)市民啓発講演会の開催
在宅医療・介護の連携が円滑に進んでいくためには、関係機関の連携だけでなく、患者、家族が在宅医療や介護福祉について理解していることが必要です。関係機関がお互いの役割や機能を理解するとともに、市民一人ひとりが、医療介護福祉について知識を得ることや理解を深めることも必要です。そのための機会とするために、医療介護福祉フェスタ等を開催した。
開催日時 | 平成28年12月4日(日曜日)午後1時〜4時 | ||
開催場所 | 名張市武道交流館 いきいき | ||
テーマ | 「在宅ケア、在宅医療について学んでみませんか」 | ||
内容 | 展示・相談コーナー よくバリ青春体操実技指導 特別講演「在宅医療を学ぼう〜人生の最後を家で過ごすために〜」
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(2)民生委員児童委員との連携
多職種連携研修への参加要請を行い、各単位民生委員協議会から1〜2名の参加があった。参加者からは、医療との連携の必要性や多職種の役割について理解でき連携を今後深めていきたいと好評だった。
(3)医療資源の情報収集及び市民への提供
「医療・介護福祉ガイドブック、マップ」をもとに、ホームページを更新して市民に医療資源情報を提供した。
5. その他
(1)名賀医師会 在宅医療支援センターの取組み、活動の外部への発信
「平成27年度名張市在宅医療支援センター運営報告」を作成し、関係機関に配布した。
(2)名賀医師会事業との協働
『よくバリ青春体操』のリーフレット、ポスターを関係機関に追加配布するとともに、DVD、負荷用ウエイトを貸し出した。
(3)研修会への参加
- 平成28年10月14日 認知症サミット
参加者:職員 - 平成28年11月23日 第12回在宅医療推進フォーラム
「地域包括ケアシステム〜今、私たちは何をなすべきか」
参加者:医師 職員 - 平成28年12月13日 三重大学医学部看護学専攻がん看護学公開授業
参加者:職員 - 平成29年1月29日 第6回地域包括ケア歯科医療従事者養成講座
参加者:職員 - 平成29年2月10日〜12日 第21回 アメニティフォーラム
参加者:職員