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令和5年度事業実績報告
事業実績報告
1. 名張市在宅医療支援センターの運営
(1)会議の開催
①運営協議会
- 令和5年4月25日
②在宅支援実務者会議
- 令和5年5月23日
- 令和5年10月24日
- 令和6年3月5日
(2)本人・家族及び関係機関・職員への相談支援
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2. 包括的なネットワークの構築
(1)多職種連携研修の開催
目的: | 医療病床数、医師数などの医療資源が少ない名張市で、医療、福祉、保健従事者などの「人」の力を引き出しネットワークをつくることで「生まれ育ったまち、住み慣れたまちで暮らしつづける」ことの実現をめざす。 |
- 多職種連携コミュニケーションアップ研修
日時:令和5年9月28日(木)午後6時30分~8時
場所:名張市防災センター
テーマ:『コーチングで知ろう!あなたが目指す最高の仕事』
講師:名賀医師会長 森岡内科クリニック 森岡 浩平先生
参加者:82名 - 青山地区多職種連携研修
日時:令和5年10月14日(土)午後2時~4時
場所:伊賀市青山福祉センター
テーマ:『お医者さん、歯医者さん、薬剤師さんとつながろう』
内容:リレー講義と質疑応答
①新型コロナ感染症が5類になったけど
講師:黒田クリニック 黒田 幹人先生
②在宅歯科診療の概要
講師:青山歯科診療所 関田 英紀先生
③在宅薬剤管理・指導の概要と「伊賀のくすり帖」
講師:いなこ保険薬局 中山 英起先生
参加者:55名 - 多職種連携研修(講義編)
日時:令和6年2月29日(木)午後6時30分~8時30分
場所:名張市防災センター
テーマ:『地域共生社会の実現のために~多職種連携を個別支援から新たな価値、サービス、システムの創出へ』
講師:同志社大学社会学部社会福祉学科教授、名張市地域福祉推進協議会会長
永田 祐先生
参加者:114名
(2)看護職研修の開催
目的: | 在宅医療をすすめていく上で、重要な役割を担う看護職の資質を向上することで、地域包括ケアの実現を目指す。 |
日時:令和5年11月16日(木)午後6時30分~8時30分
場所:名張市防災センター
テーマ:『看護職が主体となる地域資源を活用した退院支援の実践』
内容:事例発表とグループワーク
事例発表: | 名張市立病院、伊賀市立上野総合市民病院、社会医療法人畿内会 岡波総合病院 |
参加者:60名
(3)テーマ研修
- 小児在宅
日時:令和5年6月28日(水)午後6時~8時
場所:名張市子どもセンター
テーマ:『今さらきけない乳幼児期の運動・発達のおさらい』講師: 社会福祉法人名張育成会 児童発達支援センターどれみ 所長
森 由佳先生(言語聴覚士・相談支援専門員)
(4)地域課題抽出、課題解決のための取組み
- 三重県や厚生労働省のホームページにある人口動態、介護保険等の統計を名張市、伊賀市の分を集約し、統計からみえる地域の特徴を把握した。
- 地域包括支援センターや関係機関との打合せを通じて、地域の情報を共有したが課題共有まで至っていない。
(5)関係機関との連携~会議等への出席
出席回数 | |
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認知症初期集中支援チーム会議 | 2回 |
認知症初期集中支援チームサブチーム会議 | 9回 |
地域口腔ケアステーション連携推進ネットワーク会議 | 1回 |
グループホームひかり運営会議 | 3回 |
セントケア豊後町運営推進会議 | 5回 |
伊賀区域認知症疾患医療センター連携会議 | 1回 |
三重県看護協会伊賀地区支部看護職連携構築事業準備会 | 4回 |
個別乳幼児特別支援事業作業部会 | 4回 |
(6)ケースカンファレンス等への出席
出席回数 | 24回 |
ケース実件数 | 13件 |
3. 在宅医療推進のための環境づくり
(1)名張市立病院との在宅主治医との連携
在宅医療救急システムの推進
在宅療養支援診療所や在宅訪問診療を積極的に行う医療機関が少ないなか、少しでも住民や実施医療機関の支援体制として「24時間365日の緊急時の受入れ体制整備」を、名張市立病院と協議し進めてきた結果、「在宅医療救急システム」が整備されました。
活動内容
平成25年10月より「在宅医療救急システム」が立ち上がり、在宅医療に係る支援体制が始まりました。
(1) | 在宅主治医は『在宅医療救急システム登録票』を記載し、在宅医療支援センターを通じ名張市立病院へ届ける。 |
(2) | 名張市立病院は『在宅医療救急システム登録票』が届けられたら、速やかに『在宅医療救急システム登録済証』を、在宅医療支援センターを通じて在宅主治医に届ける。 |
(令和6年3月31日現在)
- 登録者数 5名
- 登録医療機関 3医院
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(2)歯科医師会及び薬剤師会との連携
- 地域口腔ケアステーション連携推進ネットワーク会議での口腔ケア、在宅歯科診療に関する情報交換
- 相談支援での歯科医師会、薬剤師会との連携、調整
4. 市民への情報提供、啓発および協働
- 医療資源の情報収集及び市民への提供
『令和6年版ガイドブック・マップ』を作成し名張市内各戸及び関係機関に配付した。
・「医療・介護福祉ガイドブック」(PDFファイル・21.8MB)
5. その他
(1)名賀医師会 在宅医療支援センターの取組み、活動の外部への発信
- 「令和5年度名張市在宅医療支援センター運営報告」を作成し、関係機関に配布した。
- ホームページを活用し情報提供した。
・令和5年度名張市在宅医療支援センター運営報告(PDFファイル・30.2MB)
(2)名賀医師会事業との協働
『よくバリ青春体操』のリーフレット、ポスターを関係機関に追加配布した。
(3)研修会への参加
- 令和5年6月30日・7月1日 第28回日本緩和医療学会学術大会
(神戸国際展示場・神戸国際会議場/ハイブリッド形式)
参加者:実務者会議委員・職員 - 令和6年2月25日 第9回東海三県小児在宅医療研究会
(ウインクあいち大ホール(名古屋市中村区))
参加者:職員