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令和元年度事業実績報告
事業実績報告
1. 名張市在宅医療支援センターの運営
(1)会議の開催
①運営協議会
- 平成31年4月23日
②在宅支援実務者会議
- 第1回 令和元年5月21日
- 第2回 令和元年7月23日
- 第3回 令和元年9月10日
- 第4回 令和元年11月19日
- 第5回 令和2年3月17日
※COVID-19感染拡大防止のため中止
(2)本人・家族及び関係機関・職員への相談支援
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2. 包括的なネットワークの構築
(1)多職種連携研修の開催
目的: | 医療病床数、医師数などの医療資源が少ない名張市で、医療、福祉、保健従事者などの「人」の力を引き出しネットワークをつくることで「生まれ育ったまち、住み慣れたまちで暮らしつづける」ことの実現をめざす。 |
- 第1回 令和2年1月30日 名張市1・2・3生活圏域多職種連携研修
未来志向型ケース検討(マインドマップ~見える事例検討)
テーマ:いつでも どこでも多職種連携
ファシリテーター: 名張市立病院地域医療教育研修センター長
橋本胃腸科内科 院長 橋本修嗣先生
名張市立病院 総合診療科 教育研修担当部長 近藤誠吾先生 - 第2回 令和2年2月8日 青山地区多職種連携研修
未来志向型ケース検討会(ストレングスモデル)
テーマ:『好きなようにさせてほしい!』92歳女性への多職種連携
コーディネーター: 伊賀市地域包括支援センター 南部サテライト 保健師 山田順恵氏 - 第3回 令和2年2月20日 名張市第4・5生活圏域多職種連携研修
※COVID-19感染拡大防止のため中止 - 第4回 令和2年3月12日 多職種連携コミュニケーションアップ研修
※COVID-19感染拡大防止のため中止
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(2)看護職研修の開催
目的: | 在宅医療をすすめていく上で、重要な役割を担う看護職の資質を向上することで、地域包括ケアの実現を目指す。 |
- 令和元年11月14日 三重県看護協会伊賀地区支部と協働
テーマ: 「看取りをコーディネートする看護職の役割をともに考えよう~知ってだーこ・喋ってだーこ~」 内容: 居宅介護支援事業所、特別養護老人ホーム、訪問看護ステーションの看護職から話題提供、それを元にグループワーク、意見交換 - 令和元年12月5日 名張市立病院と共催
テーマ: 「在宅医療ネットワークの構築について」 講師: 天理よろず相談所病院在宅世話どりセンター 次橋幸男氏
(3)テーマ研修
- 小児在宅
※研修企画していましたが、COVID-19感染拡大防止のため開催中止 - 人生の最終段階におけるケア
①保険医療福祉多職種対象
令和元年6月13日 名張市防災センター
テーマ: 「人が人生を終える時期に 必要とされるケア ~トータルペインって何?」 講師: 三重大学医学部附属病院 緩和ケアセンター 助教 松原貴子先生
②介護支援専門員、地域包括支援センター等対象
令和元年10月31日 伊賀市青山福祉センター
テーマ: エンド・オブ・ライフ・ケア~利用者中心の視点をもつ
(1)意思決定支援 (2)本人の苦しみを理解する講師: がん看護専門看護師 中滉子氏(岡波総合病院)
老人看護専門看護師 市川智子氏(岡波総合病院)
令和元年12月12日 名張市保健センター
テーマ: エンド・オブ・ライフ・ケア~利用者中心の視点をもつ
(1)意思決定支援 (2)本人の苦しみを理解する講師: がん看護専門看護師 中滉子氏(岡波総合病院)
老人看護専門看護師 市川智子氏(岡波総合病院)
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(4)関係機関との連携~会議等への出席
出席回数 | |
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認知症初期集中支援チーム会議 | 9回 |
認知症初期集中支援チームサブチーム会議 | 12回 |
地域口腔ケアステーション連携推進ネットワーク会議 | 2回 |
グループホームひかり運営会議 | 6回 |
セントケア豊後町運営推進会議 | 4回 |
主任介護支援専門員会議 | 1回 |
名張市訪問看護ステーション連絡会 | 1回 |
(5)ケースカンファレンス等への出席
出席回数 | 15回 |
ケース実件数 | 14件 |
3. 在宅医療推進のための環境づくり
(1)名張市立病院との在宅主治医との連携
在宅医療救急システムの推進
在宅療養支援診療所や在宅訪問診療を積極的に行う医療機関が少ないなか、少しでも住民や実施医療機関の支援体制として「24時間365日の緊急時の受入れ体制整備」を、名張市立病院と協議し進めてきた結果、「在宅医療救急システム」が整備されました。
活動内容
平成25年10月より「在宅医療救急システム」が立ち上がり、在宅医療に係る支援体制が始まりました。
(1) | 在宅主治医は『在宅医療救急システム登録票』を記載し、在宅医療支援センターを通じ名張市立病院へ届ける。 |
(2) | 名張市立病院は『在宅医療救急システム登録票』が届けられたら、速やかに『在宅医療救急システム登録済証』を、在宅医療支援センターを通じて在宅主治医に届ける。 |
(令和2年3月31日現在)
- 登録者数 124名
- 登録医療機関 8医院
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(2)歯科医師会及び薬剤師会との連携
- 歯科医師と医師との在宅医療に関する情報交換会の開催
- 多職種連携研修への参加要請
- 相談支援での連携、調整
- 在宅主治医への医材料供給システムの情報提供
4. 市民への情報提供、啓発および協働
(1)市民啓発講演会等の開催
在宅医療・介護の連携が円滑に進んでいくためには、関係機関の連携だけでなく、患者、家族が在宅医療や介護福祉について理解していることが必要です。関係機関がお互いの役割や機能を理解するとともに、市民一人ひとりが、医療介護福祉について知識を得ることや理解を深めることも必要です。そのための機会とするために、今「まちじゅう元気‼在宅医療入門講座」を開催した。
まちじゅう元気!!在宅医療入門講座
- 第1回 令和元年8月30日
内容: 「かかりつけ医をもとう!」
「市民(患者)と医師とのよい関係づくり」
参加者:29名 - 第2回 令和元年9月11日
内容: 「かかりつけ歯科医をもとう!」
「口腔ケアの基礎知識」講師: 伊賀歯科医師会 平井吾一先生
名張・伊賀歯科衛生士会 野木和子先生 - 第3回 令和元年10月10日
内容: 「かかりつけ薬剤師・薬局をもとう!」
「お薬の基礎知識」
参加者:17名 - 第4回 令和元年10月11日
内容: 「移動介助のコツを知ろう!」
「自分らしく暮らすための制度を知ろう!」
「講座のふりかえり」講師: 名張伊賀地域訪問リハビリテーション連絡会 川本 猛先生、松村昭彦先生
名張市福祉子ども部地域包括支援センター 柴垣維乃氏
健康・医療介護福祉フェスタ2019
従来から開催されていた「健康フェスタ」と共同開催した。また「とれたて名張」と同時開催した。
日時:令和元年11月10日(日曜日)
場所:名張市役所・名張市防災センター
テーマ:「健康づくり、在宅医療・ケアを学ぼう」
内容: | 展示・相談等 よくバリ青春体操実技指導 特別講演:「やりたいことをやり続けるために~市民が地域を創る~」 講師:四国医療産業研究所 所長 日本医師会総合政策研究機構 客員研究員 櫃本真聿先生 |
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(2)民生委員児童委員との連携
必要に応じて民生委員児童委員さんと連携した。
(3)医療資源の情報収集及び市民への提供
「医療・介護福祉ガイドブック・マップ」を関係機関に追加配布した。
5. その他
(1)名賀医師会 在宅医療支援センターの取組み、活動の外部への発信
「平成31年度名張市在宅医療支援センター運営報告(平成30年度実績)」を作成し、関係機関に配布した。
(2)名賀医師会事業との協働
『よくバリ青春体操』のリーフレット、ポスターを関係機関に追加配布するととも、DVD、負荷用ウエイトを貸し出した。
(3)研修会への参加
- 令和元年7月14日・15日 第1回日本在宅医療連合学会大会
参加者:実務者会議委員・職員 - 令和元年8月25日 患者の意向を尊重した意思決定のための研修会
参加者:職員 - 令和元年12月7日・8日 日本緩和医療学会東海北陸支部学術大会
参加者:実務者会議委員・職員 - 令和元年12月9日 上野病院連携型認知症疾患医療センター研修会
参加者:職員