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令和3年度事業実績報告
事業実績報告
1. 名張市在宅医療支援センターの運営
(1)会議の開催
①運営協議会
- 令和3年4月27日
②在宅支援実務者会議
※COVID-19感染拡大防止のため開催中止
(2)本人・家族及び関係機関・職員への相談支援
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2. 包括的なネットワークの構築
(1)多職種連携研修の開催
目的: | 医療病床数、医師数などの医療資源が少ない名張市で、医療、福祉、保健従事者などの「人」の力を引き出しネットワークをつくることで「生まれ育ったまち、住み慣れたまちで暮らしつづける」ことの実現をめざす。 |
日時:令和3年10月24日(日)午後1時30分~3時30分
場所:名張市防災センター・zoom(ハイブリッド形式)
テーマ: | 『地域共生社会とは~自助・共助・公助と 医療介護福祉事業所や多職種の果たす役割』 |
講師: | 国際医療福祉大学大学院 教授、 名張市介護保険推進協議会 会長 白澤政和先生 |
(2)看護職研修の開催
目的: | 在宅医療をすすめていく上で、重要な役割を担う看護職の資質を向上することで、地域包括ケアの実現を目指す。 |
※COVID-19感染拡大防止のため開催中止
(3)テーマ研修
小児在宅
※COVID-19感染拡大防止のため開催中止
(4)地域課題抽出、課題解決のための取組み
地域包括支援センターや関係機関との打合せを通じて、地域の情報を共有したが課題共有まで至っていない。
(5)関係機関との連携~会議等への出席
出席回数 | |
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認知症初期集中支援チーム会議 | 3回 |
認知症初期集中支援チームサブチーム会議 | 12回 |
地域口腔ケアステーション連携推進ネットワーク会議 | 2回 |
グループホームひかり運営会議 | 未開催 |
セントケア豊後町運営推進会議 | 未開催 |
名張市訪問看護ステーション連絡会 | 未開催 |
(6)ケースカンファレンス等への出席
出席回数 | 10回 |
ケース実件数 | 10件 |
3. 在宅医療推進のための環境づくり
(1)名張市立病院との在宅主治医との連携
在宅医療救急システムの推進
在宅療養支援診療所や在宅訪問診療を積極的に行う医療機関が少ないなか、少しでも住民や実施医療機関の支援体制として「24時間365日の緊急時の受入れ体制整備」を、名張市立病院と協議し進めてきた結果、「在宅医療救急システム」が整備されました。
活動内容
平成25年10月より「在宅医療救急システム」が立ち上がり、在宅医療に係る支援体制が始まりました。
(1) | 在宅主治医は『在宅医療救急システム登録票』を記載し、在宅医療支援センターを通じ名張市立病院へ届ける。 |
(2) | 名張市立病院は『在宅医療救急システム登録票』が届けられたら、速やかに『在宅医療救急システム登録済証』を、在宅医療支援センターを通じて在宅主治医に届ける。 |
(令和4年3月31日現在)
- 登録者数 25名
- 登録医療機関 7医院
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(2)歯科医師会及び薬剤師会との連携
- 地域口腔ケアステーション連携推進ネットワーク会議での口腔ケア、在宅歯科診療に関する情報交換
- 相談支援での連携、調整
- 在宅主治医への医材料供給システムの情報提供
4. 市民への情報提供、啓発および協働
(1)市民啓発講演会等の開催
※名張市の出前トークで「在宅医療について」の啓発を行った。計3回
※医療介護福祉フェスタは、COVID-19感染拡大防止のため開催中止
(2)民生委員児童委員との連携
必要に応じて民生委員児童委員さんと連携した。
(3)医療資源の情報収集及び市民への提供
- 「医療・介護福祉ガイドブック・マップ」を希望者に配布した。
- 「医療・介護福祉ガイドブック」(PDFファイル・19.9MB)
5. その他
(1)名賀医師会 在宅医療支援センターの取組み、活動の外部への発信
「令和3年度名張市在宅医療支援センター運営報告(令和2年度実績)」を作成し、関係機関に配布した。
(2)名賀医師会事業との協働
『よくバリ青春体操』のリーフレット、ポスターを関係機関に追加配布した。
(3)研修会への参加
- 令和3年11月27日・28日 第3回日本在宅医療連合学会大会(オンライン)
参加者:実務者会議委員・職員 - 令和4年1月16日 にじいろネット~5市連携研究会(オンライン)
参加者:職員 - 令和4年3月13日 医療的ケアを要する重症児・者の地域ネットワーク連携研修会(オンライン)
参加者:職員 - 令和4年3月15日 東海北陸厚生局主催 令和3年度地域包括ケア市町村職員等セミナー(オンライン)
参加者:職員